食物繊維が足りていない!
日本人が一日に摂取すべき食物繊維量は男性が20g以上、女性が18g以上とされています。
しかし、男女共に平均摂取量は14g前後。約5g足りていません。
1960年代ごろまでは摂取量20gをクリアしていましたが、徐々に減り特に穀物からの摂取が減っているのが現状です。
1960年ごろまで大麦は良く食べられていましたが、その後は白米やパンが中心となり欧米型への食生活に変化。
1970年代には大麦の摂取量は激減しました。
大麦の摂取量減少と連動するかのように、大腸がんや糖尿病といった現代病は増加しています。
近年の研究では、大麦を1日1回食べると、食事の直後だけでなくその後の食事での
血糖値の上昇も防ぐ効果があることが分かっています。普段のお米を麦ごはんにかえるだけで、
足りていなかった食物繊維も手軽に摂取することが出来ます。