コーンフレークに含まれる栄養成分とは|離乳食であげてもOK?

朝食の定番としてなじみのあるコーンフレーク。サクサクと軽い食感とクセのない味わいで、手軽に食事を済ませたい朝にもぴったりの一品。   コーンフレークと聞くと、ヘルシーなイメージがありますが、一体どのような栄養成分が含まれるのでしょうか?

コーンフレークとは?

コーンフレークとは、乾燥させたとうもろこしの胚乳(はいにゅう)部分だけを粉状にしたコーンミールを加熱し圧搾してから、薄切りの形に成型したシリアル食品のことを言います。   製造過程で、塩や砂糖、シロップなどを絡めて味付けがされているため、牛乳やヨーグルトをかけるだけで手軽に食べることができます。   また、パフェやアイスクリームのトッピングに使ったり、チョコレートをコーティングしてお菓子にしたり、砕いて揚げ物の衣に使ったりと、幅広い料理に活用できます。

コーンフレークの起源

コーンフレークの起源は古く、1894年にアメリカの医師ジョン・ハーヴェイ・ケロッグ博士が健康食品として開発したのが始まりです。

 

その後、共同で開発していた弟のウィル・キース・ケロッグ氏に事業の権利がわたり、ケロッグ社の前身となるバトルクリーク・トーステッド・コーンフレーク・カンパニーが誕生。今やケロッグ社はコーンフレークはじめとするシリアル製品の販売・開発を行う、世界的に有名なブランドとして君臨しています。

コーンフレークとオートミールの違い

原料が異なります。コーンフレークはとうもろこし、オートミールはオーツ麦から作られています。見た目もコーンフレークは大きめのフレーク状で、オートミールはパラパラとした細かい粉状になっています。味にも違いがあり、コーンフレークは製造工程で砂糖や塩で味付けされることが多いですが、オートミールはインスタントオーツ以外はほとんど味付けされずに作られます。 関連記事:オートミールの種類とは|栄養成分たっぷりだけど、食べ過ぎに注意?

コーンフレークとグラノーラの違い

コーンフレークはとうもろこしから作ったシリアル製品ですが、グラノーラはローストしたオーツ麦や大麦、小麦、玄米などの穀物や、ドライフルーツ、ひまわりの種やアーモンドなどのナッツをミックスしたものになります。 関連記事:グラノーラで太るのは糖質やカロリーが多いから?食べ過ぎが原因?

コーンフレークと玄米フレークの違い

コーンフレークはとうもろこし、玄米フレークは玄米が原料です。薄くクリスピーなコーンフレークに比べ、玄米フレークは生地が厚めで、ザクザクとした硬めの食べ応えが特徴的です。 関連記事:玄米フレークの栄養|糖質やカロリーはどのくらい?レシピや食べ方も

コーンフレークの栄養成分

コーンフレークには、とうもろこし由来の栄養成分がふんだんに含まれています。代表的な栄養成分をいくつか解説します。

鉄分

コーンフレーク100gあたりにつき、鉄分は0.9g含まれています。鉄分の他にもリンや亜鉛、マグネシウム、ナトリウムなどのミネラル類が含まれています。

食物繊維

コーンフレーク100gあたりに含まれる食物繊維の量は2.4gです。これは小麦粉とほぼ同じ含有量になります。 ちなみに食物繊維が特に含まれるシリアル類はオートミールで、100gあたりに9.4gも含まれています。

炭水化物

コーンフレーク100gあたりにつき炭水化物は83.6g含まれています。コーンフレークの実に8割ほどと、大半を炭水化物が占めています。

タンパク質

タンパク質はコーンフレーク100gあたり7.8gほどと少なめです。 コーンフレーク単体よりも、牛乳をかけて食べることで効率良くタンパク質を摂取できるといわれています。

ビタミン類

ビタミンAやビタミンE、ビタミンB1やビタミンB2、葉酸やビオチンなど、さまざまなビタミン類を含んでいます。 特に、その中でもパントテン酸(ビタミンB群の一種)が多く、コーンフレーク100gあたり0.22mg含まれています。

コーンフレークでよくあるQ&A

最後に、コーンフレークでよくある質問と回答をご紹介します。コーンフレークを食べる際の参考にしてください。

コーンフレークにアレルギーはある?

小麦アレルギーをお持ちの方は、コーンフレークの摂取に注意しましょう。 製品によっては麦芽エキスが使われていることがあるためです。麦芽エキスとは、大麦から抽出される液体です。黄色がかった褐色をしており、食品の風味付けや着色などに使われます。 小麦のグルテンに類似した成分が大麦にも含まれており、まれに大麦で小麦アレルギーの症状を発する方がいます。

コーンフレークは妊娠中でも食べて平気?

コーンフレークは妊娠中の方も食べることができます。 ただし、コーンフレークは100gあたり380キロカロリーとカロリーが意外と多いです。 また、砂糖や塩で味付けされているため、あまり食べ過ぎると糖分や塩分の摂取過多になる恐れもあります。あまり食べすぎないように気を付けましょう。

離乳食のコーンフレークはいつから?

赤ちゃんにコーンフレークを与える場合は、離乳食中期の生後7ヶ月以降がおすすめです。 コーンフレークは硬いため、生後半年前後の赤ちゃんに食べさせると誤嚥(ごえん)につながる可能性があります。 生後7~8ヶ月の離乳食中期なら、コーンフレークを細かく砕き、やわらかくなるまで煮詰めたものを食べさせると良いです。 生後9ヶ月以降の離乳食後期なら、赤ちゃん用のミルクやお湯でふやかして食べやすくしたものを与えましょう。

コーンフレークの賞味期限はいつ?

コーンフレークの賞味期限は、製品にもよりますが未開封で6ヶ月ほどが目安です。 なお、未開封の製品も、開封後の製品も常温保存で問題ありません。湿気が少なく、直射日光の当たらない場所に置いておきましょう。 開封したら、クリップや輪ゴムで開け口をしっかり閉じます。一度開封するとだんだん湿気てしまうため、賞味期限に関わらずなるべく早めに食べきることをおすすめします。

まとめ

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